きのうみた夢どんな夢

お見送り

全部が早く過ぎて過去形になったらいいなと思ってる。今あること全部を早く笑って話したい。話してほしい。笑えないことも含めて笑えるようになってほしい。あのころ大変だったよねって。

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございますいつも幸せを願っていますみたいなことを下書きに放り込んでいたが読み返したらお花畑すぎたので消した。

推しの入隊、思った以上にシンプルにつらかった
ウィバスにジンくんが写真をあげてくれたとき、そのときは意外と受け入れられたなって思ってたんですが、翌朝しばらく本気で夢だと思ってた自分に笑った。

 

行ってらっしゃい。待っています。
言えることはそれしかない。

兵役そのものを嫌だというか、まあ当然そうなんだけど、それよりもっと、手の届かない大きなものの中に行ってしまうというのがつらい。

揃って笑顔でお見送りする仲の人間がこれから2年も全員揃うことができないような外部の力なんてあっていいのか。当人たちが揃って築き上げた社会的地位より優先される力なんてあっていいのか。

アイドル業とプライベート以外のために彼が何かをする、これからの彼の行動が決められていく、そうしなければならないというのがこんなに堪えると思っていなかった。アイドルを中心に生きていてくれることを自分が当たり前に推しに求めていたこと、自分がそういうファンだったことを実感させられている。
しかも自分は何も関係がない。つらいと言う立場にもいないのだということがつらい。なんなら無事を祈る立場にさえいないかもしれない。
現状と、境遇と、自分の感情をそれぞれに全然処理できない。


ファンはアイドルを応援したり活躍を祈ることができる。それが推しの幸せにつながると、盲目的にでも信じていられた。なぜならアイドルの部分がその人の多くを占めているから。もちろんプライベートはちゃんとあるとして、アイドル業が多くの時間を費やすものであり、めちゃ現金な話で言えば収入であり、将来につながるものだから。推しの望んだ推しのためになることを、ファンはほんの少しだとしても後押しできる立場にいると思えた。

兵役は違うじゃん。まるっきり違う。違うという部分がこれから彼の全てになる。私たちのいる場所は今はない。
なのにこれもまた、ジンくんの望んだことではある。と私は思っている。
スターになっても普通の感覚を失わない人が、特例で兵役を免除されることを望んではいなかったと思う。アイドルであることより一人の国民であることを望んだと思う。
兵役を免除されたとして、そのおかげでさらにアイドルの功績を残せたとして、それはおそらく良くも悪くも一生ついてまわる。きっと今いるのとは関係のないところにまで影響を及ぼしてしまう。仮にアイドルでなくなったとしても。
私たちにとって彼は特別だけど、私たち以外の母国すべての人間にも特別扱いをさせるような、そういう境遇に彼をのし上げることを私は応援だとは思わない。
だから本当は延長という特別扱いも複雑だった。その延長した2年がわたしがリアルタイムで見ていたほとんど全てだったから余計に。この2年、音楽やエンターテイメントに関わりのない人からの必要のない注目まで集めてしまったはず。

 

安全と温かさはまじで絶対の100%大前提として、私が願うのは、どうかこの期間はジンくんが1人の国民の1人の青年として過ごしていてほしい。辛いことも多いかもしれない。それがただの1人の青年に起こる辛さであってほしい。

 

 

早く全部を過去形にして、笑って思い出話にしたい。