きのうみた夢どんな夢

1204JIN

推しって何、と聞かれたらその答えは人の数だけあっていいけど、たとえば私は「大勢いる中で真っ先にどこにいるかを探して目で捉えてしまう人」と答えたい。

その捉えた1人が輝いて他に誰も見えないとか、誰より心を乱されるとか、どう客観的に見てもこの子が1番としか思えないけど違うんですか??とか、その見え方も人の数だけそして推しの数だけあっていいけど、今の私の推しは1番好きな7人の中でふんわりと真ん中にいるイメージで、でもこれはジンくんが6人の中心にいる構図に見えているわけではなく、私の頭の中の1番好きエリアの中で特にフォーカスしてピントが合ってウェイトを占めているというそんな感じ。

likeじゃなくてloveの好きというように好きにはいろいろあって、もしかしたら全ての好きに同じものは1つもないのかもしれないと思うほどだけど、特別1番好きな7人の中で私はさらに別枠でジンくんが好き。それは7人の中で1番とかではないし、ナンバーワンではなくてオンリーワンなのかというと7人全員オンリーワンだし、その中の別枠なこれは、なんだろう。

1番幸せでいてほしいと思ってる。

この「1番」がかかるのは「幸せ」の部分ではなく「思ってる」の部分。「誰より1番思ってる」ではなく「私の中での1番」。

幸せでいてほしいという思い、を私が1番向けてしまう人だ。

「自分が幸せにしたい」というのもあるかもしれないけど私のできる範囲では到底及ばない規模で幸せになってほしいからそれもちょっと違うんだよな。今ちゃんと幸せかな何か辛い思いしてないかな、と1番気にしてしまう人。

もっと簡単で気楽でカジュアルな話で言えば、メンバーの名前を叫ぶ歓声の中で私は「JIN」と叫ぶ歓声の一部になりたい。このグループにメンバーカラーはないけどあったとしたらジンくんカラーのサイリウムの光の一粒になりたいそれだけ。 f:id:harunonegoto:20211204195702j:plain

 

推しの顔の良さを見ては毎日泡吹いて倒れているので顔が良くて好きっていうのはもちろんある。むしろ顔が好きの何が悪いのと思う。顔を見るからその人を知れて、その人を知るからさらに顔に浮かぶ表情がよくわかる。それを上っ面とひとくくりにするのはもどかしい。

知らない人の「顔」は履歴書に貼られた証明写真みたいな顔のことを指すけど、よく知った人の「顔」ってほとんど表情のことを含んでいる。

 

ジンくんの顔が好き。

む、って感じになるときの口元。

ぱちっとしたときの丸い目。

前髪をあげて眉が見えると凛々しくなるところ。

何かを言いかけてやめてしまったような含みがある表情に見えてしまう、伏し目にしたときの顔。

笑う時は本当に楽しそうにキュッとなる目。

冷酷に見える無表情。

ふと顔を上げたときの無防備な目。

 

f:id:harunonegoto:20211204195957j:plain

たぶん第一印象でイケメン!ハンサム!ってなる顔立ちじゃない。なぜか最初は普通に見える。なのに知るほどに美しくて、だからむしろ重要な魅力に自分が気づいてしまったような気になっちゃう。

 f:id:harunonegoto:20211204195800j:plain

 f:id:harunonegoto:20211204212627j:plain

ジンくんの作るJINというアイドル像が好き。

最初の頃の映像を見ると、キメようとすればするほどお茶目な顔になっていて、格好つけるってことをそれまでの人生で全然してこなかったんだろうなと思う。だからフィクションの世界みたいなそのハンサムキャラもソンキスもバラの花もにっこり笑顔も、全部アイドルJINのために作られたんだろうと想像できるから、私はスクリーンに登場する映画のキャラクターに熱狂するようにジンくんの作ったアイドルJINに熱狂するのを楽しんでいる。

気に障ると書いてキザと読むように、嫌な感じにさせる気取ったカッコつけ方もあるけど、ジンくんのキャラクターがそうではないのは、その発想が自分を良く見せようというものではなく、自信があるせいで出てくるものでもなく、根底にあるのがサービス精神というような相手本位の見せ方だからだと思う。キラキラしているのは、裏を返せばキラキラしていないところを見せないということで、そこに感じるプロ意識、そこからくる信頼感と尊敬。

 f:id:harunonegoto:20211204195837j:plain

 f:id:harunonegoto:20211204200719j:plain

覚悟と努力と美学に基づいてるから、ぶりっこキャラや自分大好きキャラのアイドルが私はもともと大好きです。

他界隈の話で申し訳ないのですが、ずいぶん昔に道重さゆみ嬢がバラエティー番組に出演して
司会「どうですか?今日の自分を鏡で見て。」
道重「はい、今日も安定して可愛いなと思います♡」
って言ったのを見てなんて完璧な100億万点のアイドルなのかと感動しちゃったんだよね。

だからジンくんを最初の最初に気になったきっかけはそのハンサムキャラで、加えてソンキスやバラの花を投げる姿で、とはいえそれはあくまできっかけに過ぎなくて、決め手はいうとやっぱりそれは日々見せてもらえる姿なんだと思う。

たとえば「服は起きて最初に目に入ったものを着る」のような外見へのこだわりのなさ。ボンボヤ1で言った「(この旅をのことを)すぐに忘れると思います。」と現実に軸を置いているようなところ。結婚して、のコメントに対する「あり得ない話はやめてください」「すごく強いコメントです。」たくさん稼いでも無料のものは好きなところ。in the soopで「目に入ったから」と起きてすぐサンドバッグを叩いたり爆竹を鳴らしたりと直感的な行動も疎かにしないところ。枕を持参するところ。パジャマ派のところ。soop2でクーラーを発明してくれた人に名前は忘れつつ感謝したり、キッチンとダイニングの真ん中で大の字に溶けたりする姿。弟たちに言う「ヒョンがやるよ」の本当にさりげない言い方。「お客さんは泣くところ見にいらしているわけではないから」とコンサートで涙を堪える姿。「自分の努力は自分だけが知っていればいい」という優しさと強さの両方を感じる言葉。そして「一瞬の幸せと不幸が人生の全体を左右しないように」という言葉、ずっと覚えておきたいです。

 

でもどれも決め手じゃなかった気もする。好きになった人をより一層好きになった要素であって、結局どんな理由よりどんな要素よりも好きの感情が先にあって、頭で確かめるのは感情よりずっと後だ。(逆に自分の感情を頭で確かめている好きは、離れ時かもしれないというのは自分の経験論。推す理由を考えていたら離れ時。付き合っている理由を考えるようになった恋人は別れ時。)

 f:id:harunonegoto:20211204195938j:plain

 

現在進行形の感情だから全然まとまらないね。

お誕生日おめでとうございます。

大好き。