きのうみた夢どんな夢

20220912RM

7人がインスタグラムを去年の12月に開設して以来、ナムさんのページを1番繰り返し見ている。彼の目線を感じられるように見せてくれるのが、たまらなく嬉しい。こんな景色を見ているよと自分の後ろ姿を入れて、または直接自分で撮ったらしい写真たちで。

1人の青年であるキムナムジュン、という目線を見せようと本人がしてくれていることが本当にありがたくて、大切に感じます。
紹介するとか教えるとかじゃなくて、共有してくれている。世界的スターなのに。
あくまで1人の人間であること、鑑賞者の1人であるという目線を、常に意識して維持しているように思います。かといってカジュアルな俗っぽさで身近に感じさせるようなことはしない。不特定多数のファンに合わせるのではなく、何よりもまずRMがキムナムジュンに寄り添っているのかもしれない。だからどの投稿も等身大で身近だけどすごくこだわりがあって洗練されている。人間味というよりもっと広く、どの写真たちも有機的な空気が漂う。硬い背骨が通ったうえで、周りに温かくてやわらかくて淡いものたちをやさしく集めているような、そんな感じ。
高くするべきは意識ではなく目線や感度なのだと思わされる。
(余談だけど、共有、という言葉はここ数年で新しい使われ方をするようになった言葉だなと思う。情報というものが特別な人から来る一方通行のものではなくなって久しいこの時代、お互いに発信もするし受け手にもなるのが当たり前になった上での言葉なのかなと。「こんな情報見つけたのでシェアします~」とか私ですら普通に使うし。インターネット、いや、SNSがなかった時代には間違いなく使われてなかったと思う。余談終わり。)
 
ステージの上と個人をつなぐから、特に夢を見せるアイドルにとってSNSとの距離感は人によって様々だ。すごく素に近い部分を見せる人もいれば、あくまでステージに近いものとして見せてくれる人もいる。
ナムさんにとってrkiveがRMとキムナムジュンをつなぐような場所になっているのかな、そうだったらいいなと思う。
 

アイドルとして求められることと、音楽(ヒップホップ)でやりたいことの両立について、ナムさんとユンギさんは特にそのことに悩んできた人だと思う。
だから何かインタビューが出るたびに、そこに苦悩はなかっただろうか、何か少しでも答えを出せただろうかと私は気にしてしまう。
なぜならファンはアイドルをアイドルにすることはできるけど、アイドルではない存在にしてあげることはできないから。それがアイドルとファンの関係だから。内側から見れば絆のようなものであり、外側から見ればカテゴライズのようなつながり。

2015年のインタビューの一部で
(ヒップホップとアイドル活動についての批判に対し)いつからか僕の自我を2つに分離しました。ミックステープ[RM]のカバーを白と黒に分けたのも僕の二重的な面を見せるためでした。
と言っている。今のナムさんを見ていると、いろいろなものがグラデーションのようになっているように思う。
アイドルと音楽も、RMとキムナムジュンも。

yet to comeカムバのときのウィバスマガジンでは
僕は自然であることが好きであると同時に、個性豊かで、変わり続けて、常に新しく、ドキドキする産業の基盤の上にいるので、その二つをどう調和させるのかについてずいぶん考えます。それが逆説的に僕のメリットだと思いますし。
と言っていたけれど、そのインタビューの全体的に、グラデーションがなだらかになってきたのかなと思った。
 
ミックステープで例えると、2015年に見せたかったラッパーとしての姿と、2018年に僕がリスペクトする人たちの手をまた借りて、僕が見せたかった、僕の暗かったり憂鬱な面を見せました。でも『2022年は、僕が本当に純粋に何かを伝えようとする気持ちだけで充分なんじゃないか』、そういう期待をしています。
ああこの人はもう何段階も考え抜いて、いくつもの折り合いをつけて、自分を変えて、または変えないでここまで来たんだなと、このインタビューを読んで思っていた。アイドルと音楽とか、スターになったこれからのこととか、私が勝手に心配していてもとっくにその先を考えているのだ。
だから大丈夫だ、と安心しかけたけどそれはただ私の想像が及ぶ範囲を彼がもう考え尽くしているからなだけかもしれない。もっとその先にもいくらでも苦悩はあるはずだ。
 
 
結局は時間が経った時に、輝かなければならないと思う
何かを成し遂げたアーティストや作家たちを見ると、結局は時流とは関係のない何かを、孤独に、あるいはその社会の中で、何かを守り抜いた人たちでした。
彼がこんなにもアートを学ぼうとしているのは、自分のやっている音楽の先を考えるときに音楽以外からも学ぼうとしているのかなと思う。

これからBTSがこの世の中にどんな話をすればいいのだろうかBTSが今この時点で、どんな位置として記憶されるべきだろう
これからのBTSをどんな話として私たちは受け取れるだろうか。どんな位置に記憶できるだろうか。そんなことを考えています。
 
 
 
 
お誕生日おめでとう投稿がどうしてこんな話になっちゃったんだ。
普段こんなに真面目に考えてませんごめんなさいほとんど「結婚したい」とかばっかり考えてます。ナムジュンさん、どう考えても結婚したい。これは文字通りの結婚したいという意味での結婚したいではなくただ結婚生活を送りたい人という意味での結婚したいという意味なので本当に結婚したいと思っているけど本当に結婚したいわけではないです。意味わからなくて大丈夫です。
でもこの人の結婚したさはさぁ、わかるでしょ。

 
 
ところでずっとインスタとインタビューの話ばかりしていましたが、sexy nukimのスーツで三日三晩ほど寝込みました。正直まだ本調子ではないです。

 
 
 
 
 
 
去年の投稿の方が簡潔に言いたいこと書けてたな…